語集

LDK(えるでぃーけい)

和製英語で「living(居間)・dining(食堂または食卓)・kitchen(台所)」の略語です。
居間と食卓と台所が区切られていない空間のことで、「3LDK」の表示だと3つの部屋とLDKで出来た間取りのことを言います。
もともと「DK(ダイニングキッチン)」があり、もっとゆとりのある広さの部屋を実現さようと、ダイニングキッチンにリビングを加えた一室が「LDK」のはじまりです。

家屋番号(かおくばんごう)

法務局が建物に付ける番号のことを指します。「建築確認番号」とは異なります。
家屋番号は基本的には番地と同じ番号が付けられ、一つの建物ごとについています。分譲マンションだと、一つの部屋に一つの番号が付けられています。

建蔽率(けんぺいりつ)

敷地の面積に対しての建築面積の割合のことを指します。
建物の総床面積との割合ではなく、建物を上から見たときに一番大きな建物の面積との割合で表されます。

建築確認番号(けんちくかくにんばんごう)

建築確認に合格した建物に発行された番号のことを指します。
建物の敷地や構造、設備などが建築基準法・消防法に法令に適合しているものに発行される建築確認証に記載されています。
指定確認検査機関などの審査を受けなければ発行されません。

建築請負契約(けんちくうけおいけいやく)

家をはじめ、建物を建てる時に建築業者と交わす契約のことを指します。
「建物が完成したら、報酬として対価を支払います」という内容の契約です。

建築条件付宅地(けんちくじょうけんつきたくち)

土地を管理している者によって施工会社があらかじめ決められている宅地のことを指します。
指定された施工会社が扱っていない工法や材料は使用できないが、施工会社と話し合いながら間取りなどについては自由に住居を
作ることができます。
建物はまだ無い状態ですが、住居を建てる条件で販売された宅地なので、宅地の売買契約と建物の「建築請負契約」を結ぶ必要があります。

売建住宅(うりたてじゅうたく)

「建築条件付宅地」の上に建てる住宅のことを指します。
土地購入の契約をした後に、「建築請負契約」を結び建てる住宅です。
土地とは別に、建物の「建築請負契約」が必要となります。

建売住宅(たてうりじゅうたく)

すでに住宅が建っている。または建設予定・着工中の土地と住宅のことを指します。
予定を含め、建築が始まっているので「建築確認番号」が表示されています。
この「建築確認番号」の表示をしないと売ることが出来ません。
「建売住宅」にはマンションも含まれる。購入時に土地と建物の売買契約を結びます。

坪単価(つぼたんか)

家を建てるときの1坪当たりの「建築費用」を指します。
建物の本体価格を延べ床面積()で割ると坪単価を出すことができます。

面積を表す単位としてもうひとつ「㎡(へいべい)」と呼ばれるものがあります。
1はおよそ3.3m²(へいべい)です。

 例)延床面積40の家が2000万円だとしたら、坪単価は50万円になります。

固定資産税(こていしさんぜい)

土地や家屋にかかる税金。
土地にかかる税金の算出方法は市町村が定めた路線価(路線に面する宅地の、1m2当たりの評価額)、家屋はみなしの新築価格に1年分の経年減価率を毎年掛けたものになります。
税率については市町村が定めますが、標準税率は1.4%となっています。

市町村の定めた税金として収めることになりますので、「地方税」ということになります。

分譲地(ぶんじょうち)

ひとつに繋がった大きい土地を、いくつかの区画に分割して販売される土地のことを「分譲地」といいます。
純粋に土地だけを販売する場合もありますが、多くは”建築条件付き”と言ってその場所に住宅を建てるという条件で、土地を販売されています。

分譲地には新しい家が立ち並ぶため、見た目が華やかな新興住宅地街となります。
ご近所の方もほとんどがそこに新しく暮らし始める方たちなので、ゼロから新しく友好関係も築きやすいと言えます。

建坪(たてつぼ)

建坪とは「建築面積」を指します。

「敷地面積」ではありませんので注意が必要です。敷地とは、購入または借りられた土地全体の面積のことで、建坪とは、その敷地全体の中で住宅を立てる面積のことを指します。

平屋(ひらや)

平屋とは1階建ての住宅用建物を指します。

平屋には2階がないため、ワンフロアで移動が楽です。階段があると、2階が作れるため、間取りを多く取ることが出来ますが、少子化や高齢化が進む現代では、必要以上の間取りを求めない人達も増えてきました。

ワンフロアなので、家族がつながっている感じがする。階段がないので転落・転倒の危険性が低くなる。などが平屋が人気になっている大きなポイントです。

平屋は2階が無い分、建築費が抑えられる反面、建坪を広めに取る必要があり、土地代がかさむ傾向にあります。

タカスギの平屋は、狭い敷地でも空間を大きく取りたいという要望にお答えし、中2階を足した「平屋+α」という商品をリリースしています。ご興味のある方はぜひご覧ください。「平屋+αのページへ

建て替え(たてかえ)

建て替えとは、建築済みの建物を解体し、新しく建て直すことです。

古い構造の家の場合、部分的なリフォームでは改善できないような構造上の問題がある場合があります。まず解体・撤去が入るため、リフォームに比べコストは大きくなる傾向にあります。

しかし、ゼロから建て直すため、現在注目度の高い、最新の免震構造に出来るなど、構造に関して改めて把握できるメリットもあります。

建て替えには、一般的に「解体費」、取り壊す際にかかる「滅失登記」が必要になります。