知っておきたい地鎮祭の目的と流れ

地鎮祭の画像です

日本には、古来からいろいろな

しきたりや儀式や祭りが存在します。

 

建築の世界においても、

様々な「祭りごと」が行われます。

 

今回は家を建てるための第一歩でもある

『地鎮祭』についてのお話しです。

 

仏式やキリスト教式など、

お施主様のご希望によりいろいろな

形式があるかとは思いますが、

 

今回は古来からの日本の風習としての

『地鎮祭』にスポットをあててみます。

 

地鎮祭を行なう目的

これから家を建てるための作業に

取りかかる前の安全祈願のお祭りです。

 

昔から日本には八百万の神様がいると言われ、

どの土地にも神様が宿っていると考えられてきました。

 

その土地の穢れを清め、

土地の神様を鎮めるお祭りになります。

 

もともとは平安時代の陰陽師と呼ばれる

呪術師がこの祭りごとを行なっていましたが、

 

明治時代以降は陰陽師に変わって

神主が中心に行なうようになったとのことです。

神主の画像です

 

地鎮祭の流れとそれぞれの儀式の意味

①修跋の儀(しゅばつのぎ)

ご神前にて工事をする土地および

参列者の身を清める儀式です。

 

②降神の儀(こうしんのぎ)

修跋によって祓い清められた場に、

神様をお迎えする儀式となります。

神職によっては龍笛を奏でながら

お迎えされる時もあります。

 

③献饌の儀(けんせんのぎ)

神職が神様にお供え物を差し上げます。

米や酒、祝い事に代表される鯛、

大地のめぐみである野菜・果物等をお供えします。

 

④祝詞奏上(のりとそうじょう)

神職が工事の安全を祈る祝詞を読みあげます。

地鎮祭の中でもっとも厳粛かつ重要な儀式となります。

祝詞奏上の画像です

 

⑤四方祓の儀(しほうはらいのぎ)

切麻散米(きりぬささんまい)の儀とも呼ばれます。

敷地の中央および四隅に米・塩と

切木綿(代用として紙吹雪のように切った白紙)

をまいてお祓いをします。

四方祓の儀

 

⑥地鎮の儀(じちんのぎ)

敷地に見立てた盛砂にて鎌や鍬・木槌での杭打ちを行ないます。

・刈初めの儀(かりそめのぎ)

鎌で敷地に植わっている萱(かや)を刈り取ります。

 

・鍬入れの儀(くわいれのぎ)

鍬でその敷地を整地します。

 

・杭打ちの儀(くいうちのぎ)

2人組で木槌で敷地に杭打ちをします。

 

⑦玉串奉奠(たまぐしほうてん)

榊などの常緑樹の小枝に紙をつけたものを神前に捧げます。

参列者それぞれがお供えをする儀式になります。

 

⑧撤饌の儀(てっせんのぎ)

神職がお供え物をお下げする儀式です。

 

⑨昇神の儀(しょうじんのぎ)

先の降神の儀でお迎えした神様を元の御座にお帰しする儀式です。

 

⑩閉式の辞(へいしきのじ)

地鎮祭はこれで終了です。

 

⑪直会の儀(なおらいのぎ)

神酒拝戴(しんしゅはいたい)とも言います。

神職と参列者全員でお神酒をいただきます。

 

地域や神社によって多少内容が異なるかもしれませんが、

家づくりの第一歩でこの地鎮祭を行なうことで、

 

いよいよ夢が形になっていくのを

実感していただけるかと思います。

 

TAKASUGIスタッフもお施主様の地鎮祭に参列するたびに、

とても身の引き締まる思いになります。

 

これからもお客様と一緒にスタッフ一同、

素敵な家づくりのお手伝いをさせていただきます!


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